歌詞の翻訳作業から学んだこと

2020年1月22日

191lyric

歌詞の翻訳

今日のテーマ
筆者が、知人から英語の歌の日本語への翻訳を頼まれた時の話です。想像以上に大変でしたが、得たものもありました


■筆者は、ときどき

 翻訳や通訳を頼まれることがあります。
 
 
  翻訳と通訳、
 
  それぞれの難しさがあるのですが、
 
  今回はちょっと翻訳の話をしますね。
   

英語の歌の日本語への翻訳は超大変な作業だった

 
■今まで翻訳を頼まれるというと、

 何かの書類や資料が多かったのですが、
 
  この前、知人から

 「歌詞の翻訳」を頼まれました。
 
 
  知人の旦那さんが

 作詞作曲した曲の、
 
  英語から日本語への歌詞の翻訳です。
 
   
  まあ、
 
  いつもの調子で
   
 「Okay. No problem!」
 
 なんて言って

 きやすく引き受けたのですが、
 
 いざ作業に取り掛かると

 これがかなり大変・・・!
  
 
 まず、何が大変かって
 
  直訳じゃあ全然駄目なんですね。
 
 
 もちろん、書類なんかの翻訳も
 
 直訳じゃ駄目ですが、
 
 歌の歌詞の場合は、
 
 通常の翻訳の比じゃないんです。
 
 
 それこそ、直訳なんかしたら最悪です。
  
  
■たとえば、
 
 
 ” I hear babies cry. ”
 
 
 なんてフレーズがあった場合
 
 (もちろん前後のつながりもありますが)
 
 ただ、
  
 「わたしは赤ん坊が泣くのを聞きます。」
  
 なんて風な直訳を

 歌詞には出来ないわけです。
 
 
 まったく、リズム感も何もありません。
 
 ただの朗読のような歌になってしまいます。
 
  
 ですので、 
 
 その情景を思い浮かべながら
 

 「わたしは赤ん坊が泣くのを聞きます」
 
         ↓
 
 「赤ん坊が泣いているのが聞こえる」
 
         ↓
 
 「赤ん坊の泣く声が聞こえる」

        ↓
 
 「赤ん坊の泣く声・・」
  
 
 などという風に、
 
 その情景の描写、
 
 そして長さを調節していく必要があります。
  

歌詞の翻訳には言葉の真の意味、作詞家の伝えたいメッセージを最大限に読み取る努力が必要

  
■英語を日本語に変換する際は、
 
 英語をそのまま日本語に

 置き換えるだけではなく、
 
 自分の中でその言葉をきちんと消化し、
 
 自分で新たな言葉を

 創出していくことも求められます。
  
 
■もちろん筆者は

 訳詞のプロではないですから、
 
  プロとしてのテクニックは知りませんが、
 
  大事なことは、
   
  言葉の持つ真の意味を理解する
   
  ということ。
 
 
  このことは、

 歌詞の翻訳に限らず
 
  英語を使う際に非常に重要なことです。
   
 
■英語に触れる際、

 ただ目や耳に触れる活字や音の
 
  表面上の意味を覚えるのではなく、
 
  その言葉が伝えようとする本当の意味を
 
  理解しようとすることが大切でしょう。
 
 
  そうすることにより、
 
  英単語の意味を

 うわべだけで暗記するのではなく、
 
  それぞれの英単語の持つ

 本質的な意味というものを
 
  捉えられるようになっていくはずです。
     
 
そして、もうひとつ大切なことは、

 そうすることにより

 英語を日本語に訳す
         
  という作業をしないで済むようになります。

 
 
  今回お話ししたような、
 
  訳すということを仕事とする場合は別ですが、

  あなたが英語を理解しようとする際は、
 
  その英語を日本語に訳す必要はありません。
 
  というか、訳さないほうが良いです。
 
 
  英語を聞いたままに、

 英語で理解する。
 
 
  このことが、
 
  英語を使いこなすためには重要なのですが、
 
  英単語の持つ本質的な意味

 というものが捉えられるようになれば、
 
  へたに日本語に訳すことなく、
 
  英語のままで意味を体で

  理解することが出来るようになるのです。
 
 
  そういった意味からも
   
  言葉の持つ真の意味を理解する
 
  ことの大切さを知ってください。