女性の敬称

今日のテーマ
未婚者/既婚者/未亡人における、女性の敬称「Miss.」「Mrs.」「Ms.」の違いや使い分けを知ろう。また、女性の敬称の付け方に、最近どのような傾向があるのかも知っておくと便利

英語で敬称を使うとき


 西洋社会で暮らしていると、
 
  相手の苗字(Family Name)

 を呼ぶことってめったにありません。
   
 
  でも、
 
  ちょっとあらたまったレターを書く時や、
 
  ビジネスレターを書くときは
 
  やっぱり苗字で書くことも多いものです。
   
 
  もしあなたがビジネスで

 筆者にレターを書いてくれるとしたら、
   
 
   Dear Mr. Komatsu,
 
   
  と名前をレターの頭に書いてから
 
  本題を書くことになるでしょう。
 
   
■こんな風にレターを書く相手が

 「男性」だったらいいのですが、
 
  相手が「女性」だった場合ちょっと悩みますよね。

英語での女性の敬称 Miss.とMrs.


 英語での女性の敬称は、

 一般的に言えば、 
 
  未婚だったら「 Miss. (ミス)」ですし、
 
  既婚だったら「 Mrs. (ミセス)」になりますね。
   
 
  身近な人だったら

 結婚しているかどうか知ってますけど、

 相手が結婚しているか知らなかったらどうする?


 ビジネスの取引先の女性の

 結婚の有無なんて知らないこともありますよね。

 
  手紙書く前に

 「ところで、結婚してますか?未婚ですか?」

 なんて、いちいち確認するわけにもいきませんし。
 
  (かなり礼儀知らずな行為にあたりますので)
 

  それじゃあどうしたらいいだろう...
   

女性の敬称で「Ms.」を使う

 
■そんなときに便利なのが

 「 Ms. 」
   
 
  発音のしかたは「ミズ」。
   
  ( Miss.は「ミス」です )
     
 
  女性の敬称として

 既婚・未婚を問わずに使えるので便利です。
   
 
  Ms. Elizabeth
   
  エリザベスが結婚していようが、


 していまいが関係ありません。
 
   
■筆者のまわりなんかでも

 籍は入れずに

 夫婦生活をしている人達なんかもけっこういますので、
 
  そういう場合にも使えるわけです。
   

Ms.はより広く使われていく


 これからはMiss./Mrs.よりも

 Ms.という敬称がより使われていくと思います。


 時代の流れとして、

 ジェンダーレス(男性/女性を差別しない)

 の考え方や表記がより普及しているからです。


 男性の敬称が結婚の有無に関係なく

 一生の間「Mr.」であるのに対して、

 女性の敬称が配偶者の有無によって

 Miss./Mrs.と変わるのって、性差別じゃない?

 ということです。
 

 筆者もそう思います。

 筆者も正式なEメールを書く時などは、

 相手が女性であれば、

 通常は「Ms.」を使います。


 既婚か未婚かを知っている場合でも、

 基本は「Ms.」にするようにしています。

■ただし最終的に、

 敬称を「Ms.」にするか、

 それとも「Miss.」「Mrs.」を使うか、

 これは当事者のご本人の女性の

 好み(意思)にもよります。

 本人が「Miss.」「Mrs.」の敬称使って欲しければ、

 それを優先することになります。

 もちろん、どちらでも気にしない

 という女性もいるでしょう。

未亡人の女性の方への敬称


■もし女性が配偶者の方と死別していて

 未亡人の方の場合はどうなるのでしょう。


 これは何か特別なルールが

 あるわけではないようです。

 これこそ、本人がどう呼んで欲しいか

 によるようです。


 英語のフォーラムなんかでも、

 「What do we call the widow? Mrs., Miss. or Ms?」

 などというトピックで、

 議論が交わされています。


「私はMrs.がいいわ」

 とか、

 「私だったらMs.にしてほしい」

 とか

 「どっちでもいいんじゃない?」

  とか、いろいろな意見が出ています。


 結局のところ、

 決まりがあるわけではないので、

 ご本人による、という結論のようです。


 なので、未亡人の方の敬称は、

 「Miss.」でも「Mrs.」でも 「Ms.」でも

 ありえる、ということです。