正社員の英語表現
今日のテーマ
「アルバイト」が実は英語ではないというのは、知っている人も多いかと思います。では、「アルバイト」や「パート」の英語では正式な言い方は?また、正社員のことは英語で何と呼ぶか等についても知っておこう
英語っぽいけど、
実は英語ではない単語で有名なものに
「アルバイト (Arbeit)」ってありますよね。
「 Arbeit 」は英語ではなくドイツ語。
きっとこのことは
あなたも知っていたんじゃないかと思います。
日本語でいえば、
「学業・本業のかたわらで、収入を得るための仕事」
という意味です。
パート・アルバイトを英語で言うと
■それと正社員でない雇用として、
「パート」ってありますよね。
英語の「 Part-Time Job 」の略です。
日本では、
主に主婦の方が仕事をしている場合、
正社員ではなく、「パート」と呼ぶことが多いですよね。
でも、海外では
別に性別も年齢も関係ありません。
国や企業によって規定はったりもしますが、
基本的には「週40時間未満」の雇用形態を
「 Part-Time Job 」 と呼びます。
したがって、
アルバイトも 「 Part-Time Job 」 です。
正社員の英語での言い方
■それでは、
「週40時間」の雇用形態は何と呼ぶか?
「 Full-Time Job 」です。
■しかし、「 Full-Time Job 」だからといって、
正社員(正社員の定義にもよりますが)とは言い切れません。
なぜなら、
期間限定雇用の 「 Full-Time Job 」 と、
無期限雇用の 「 Full-Time Job 」 があるからです。
期間限定の場合は「Temporary position」
無期限の場合は「Permanent positon」
になります。
日本でいう正社員って、
週40時間仕事があって、
基本ずっと続けられる仕事ですよね。
そうなると、
日本でいう「正社員」に該当するのは、
「 Full-Time Job 」
なおかつ
「Permanent positon」
であるとうことになります。
日本と海外の正社員の違い
■日本ではパートと正社員の雇用条件の差が大きいことが、問題となったりしていますよね。
海外の方が、その差は一般的に小さいです。
「 Part-Time Job 」の条件が
海外は日本と比べて良いということもあります。
しかし、
「 Full-Time Job 」の条件が
海外は日本ほど手厚くないという現実もあります。
企業による
厚生年金の一部負担といったものや、
住宅補助、家族補助、交通費支給
といったものは普通はありません。
ボーナスだって退職金だって、
普通の従業員はありません。
■ですので、
日本と海外のどちらが
雇用条件が良いかはなんともいえませんね。
一長一短です。
ただ「格差」が小さいということは
良いことではないかと個人的には思っています。