メラビアンの法則で93%の大切さを知る
今日のテーマ
英語は世界の人達とコミュニケーションが取れるための重要な言語ツール。でもその重要性は、コミュニケーション全体におけるたったの7%。残りの93%は言語以外のことが占めていることを、メラビアンの法則では述べていることを知り、あなたのコミュニケーションに活かそう
今回は、まず最初にあなたに質問です。
「あなたにとって英語が出来るってどういうことですか?」
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「映画が字幕無しでわかること」
「英字新聞が理解出来ること」
「TOEICで高得点が取れること」
「海外相手に仕事が出来ること」
「オバマ大統領の演説が理解出来ること」
こんなように
人によって答えはいろいろかもしれませんね。
英語はコミュニケーションのため重要なツール
■それでは、
筆者が考える「英語が出来る」とはどういうことか?
それは、最終的に、
人とのコミュニケーションを英語を使って出来るかどうか、ってこと。
英語の読み書きだけじゃありません。
英語を聞くことだけでもありません。
英語を一方的に話すことでもありません。
言葉は、コミュニケーションを実現してくれるひとつのツールです。
そして、とても重要なツールです。
それが使えこなせること。
それが、「英語が出来る」という意味なのです。
それが実現出来るために、
あなたにも是非、英語が出来るようになって欲しいのです。
但し、英語はコミュニケーションのための1つのツールにしか過ぎない
■でも、
それじゃあ、
英語が使いこなせるようになるまで
英語を使って海外の人達と
コミュニケーションを取ることが出来ないのか・・・?
いいえ、そんなことはありません。
言語(英語)は、
コミュニケーションのための大切なツールではありますが、それが全てというわけではありません。
言葉というのは、
相手にメッセージを伝える際に持つ「力」としては
7%の力しか持っていないと言われています。
メラビアンの法則が教えてくれること
■どういうことか?
例えば
” I love you. “
とただ言っても、
あなたの愛は
その相手に7%程度しか伝わらないってことです。
それでは、あとの93%は何か?
それは、
口調(声のトーンや抑揚)や表情、動作、仕草
といった言語以外の要素なのです。
※ 言語 : 7%
口調(声のトーンや抑揚):38%
表情、動作、仕草 :55%
これは、Albert Mehrabian(アルバート・メラビアン)の調査結果(1968)による
メラビアンの法則
(Mehrabian’s Communication Theory)
からの数値となります。
ですので、
” I love you. “
と相手に言っても、
ぶっきらぼうに言ったり、
嫌そうな表情でその言葉を言ったりしたら、
残りの93%が負の作用が働き、
あなたの「愛してる」というメッセージは
相手に伝わらないことになります。
逆に、
英語で ” I love you. “
というフレーズがまともに言えなくても、
あなたの表情、仕草、口調が、
相手に対する愛情で満ち溢れていたら
そっちの方が、
あなたの相手に対する愛情は伝わる可能性が高いってことです。
相手とコミュニケーションをとるには言葉は大切。
でも、
それ以上に
あなたが言葉以外で表現するメッセージの方が
相手に大して大きなインパクトを与えているのです。
■だから、
英語をマスターするまで
英語で外国の人達と
コミュニケーションをとることを躊躇して待つ必要はありません。
英語なんてまだ通じないよ・・
と思っているあなたも
思い切って外国の人達と
コミュニケーションをとってみる勇気を持ってみて下さい。
そうしたら、
あなたが思っている以上に
相手とコミュニケーションが取れてしまうことに
あなた自身ビックリするかもしれませんよ。
■コミュニケーションの始まりは、
相手とコミュニケーションを取りたい、という気持ちから。
相手と何をコミュニケーションしたいのか、
あなたの相手に対する気持ち、
これが大切ってことです。