海外では人間関係において年齢はあまり関係ない
今日のテーマ
日本には先輩・後輩など、歳による上下関係のようなものが強く存在しています。この感覚は海外にいるとまったく希薄。海外では、年齢の差による、相手への話し掛け方などの違いはどうなっているのかを知っておこう
相手の年齢による、話し掛け方の違いは?
■仕事が終わったあと、
夜に知り合いと待ち合わせをしました。
そんな時、
相手が同じ年の知り合いだった場合には
どんな会話から入るでしょうか?
海外では、
” Hi. What have you been up to today? “
などと声をかけます。
それじゃあ、相手が年下だったら?
↓
↓
” Hi. What have you been up to today? “
同じですね(笑)。
それでは、それでは相手が年上だったらどうでしょう?
↓
↓
↓
↓
” Hi. What have you been up to today? “
あらあら、またまた同じですね(笑)。
結局、相手が誰であっても同じ!
日本では自分と相手の年齢差が超重要
■相手の年齢。
日本って相手の年齢をけっこう気にしますよね。
相手の年齢によって言葉遣いを
使い分けたりするのが普通ですものね。
会話なんかで、相手が同い年だったら
「うんうん、そうだよねー!」
なんて言うところを相手が年上だったら、
「はい、そうですよね。」
見たいな感じで。
特に若いうちは
「1歳の差」が結構大きかったりしますよね。
「先輩」「後輩」の関係みたいな。
「おいっ、お前年下のくせに
先輩にくちごたえするのか!?」
なーんてノリがあったりします。
海外では年齢差はあまり関係ない
■でも、海外にいると
相手の歳ってあんまり関係ないんです。
もちろん相手によって
言葉遣いを少し気をつけたりはしますが、
日本ほどの言葉の使い分けは無い。
冒頭の会話例のように相手が誰であっても
同じように話し方をすることが多い。
文化の違いなのので、
どちらが良い悪いということではありません。
ただ、相手の年齢があんまり関係ないと、
どんな相手とでも
対等な立場で仲良くなれるってメリットはあります。
5歳、10歳離れていても
対等な立場の友人になれる。
そして、それがごく当たり前のことである。
親しい間柄でも、
相手の年齢さえ全く知らないこともよくある。
「How old are you?」なんて風に、
相手の年齢を聞くことさえしないこともザラだ。
■いっぽうで、
日本では歳が違うと
そこにみえないバリアがあったりする。
また、たとえ仲が良くなっても、言葉遣いや気の使い方は
微妙に違ったりする。
もちろん、例外はありますよ。
ただ、例外でないケースの方が圧倒的に多い。
海外には海外の価値観、日本には日本の価値観がある
■筆者も日本にいた時は、
そのようなことを
特に疑問にも思ったことはありませんでしたが、
海外に住んで、
そこでの人間関係を体験してきて
その違いを肌身で知りました。
「あっ、こういう関係もいいなっ」って。
■でもこの海外での価値観や習慣を
日本に押しつける気持ちはありません。
(相手がそれを望めば別ですが)
国によって習慣や価値観は違います。
その価値観や習慣を踏みにじられたとき
人は大きな不快感を抱くものです。
例えば、あなたと相手が20歳の違いがあって
あなたが、
相手(20歳)
「やあ、今日は何やってたの?」
何て言ったら、あなたは、
あなた (40歳)
「(なんなんだ!こいつは・・!)」
って思うでしょうね。
なんて失礼なやつなんだって
怒りがフツフツ沸くかもしれません。
だから、相手が望めば別ですが、
そうでなければ
筆者は海外の価値観を押し付ける、
そんな失礼なことは当然したくありません。
■海外というものを知ると、
こんな風に日本との価値観や習慣の違いを知る機会が多々あります。
そして、そういう経験を通して
日本という国を
あらためて再確認したり、
日本人とは何か?
みないなことも
いろいろと考えたりすることもあります。
日本に居た時に、
日本の習慣・常識の中だけでは
見えなかったものが
見えてくることもあります。
なんだか自分自身の人間の幅を広げていく
良いきっかけだなと思ったりもします。
■こういういろいろな経験を
出来るようになったのも
さかのぼれば
英語で異国の人達とコミュニケーションが
取れるようになったからに他なりません。
英語習得に頑張って取り組んでよかったなぁ、
と心から思います。
頑張った先には
素晴らしい世界が待っていると思いますので、
あなたもくじけそうな心に負けないで
頑張ってくださいね!