ドンマイの語源は英語。元々の意味は?
今日のテーマ
ドンマイの語源は英語。でも、英語ネイティブスピーカーに対して使っても意味は通じません
皆さん野球は観たりしますか?
大リーグでの田中マサ選手やダルビッシュ選手などの活躍を観ると本当にすごいなぁと感心します。
さて、今日は筆者の少年野球時代を
ちょっと振りつつスタートします。
■筆者は子供の頃は大の野球ファン。
王 貞治選手が実際に指に巻いていたテーピングは大切な宝物でした。
もちろん少年野球チームにも入っていました
(残念ながら全く素質はありませんでしたが...)。
練習は毎週日曜日。
そして練習の際には全員、
「ドンマイ、ドンマイ!」
などと声を掛けながら練習に明け暮れていたものです。
ドンマイが英語だと気がついた瞬間
■それから約20年後、(もっとかな!!??)
友達と公園でテニスをしていた時のこと、
ダブルスの試合で相方がミスをしたので、
少年野球の時のように
「ドンマイ、ドンマイ!」
って声を掛けたんです。
■で、その時に、
ふと気が付いたんです。
「あっ、ドンマイって Don’t mind. だったんだ!」
って。
自分で久しぶりのこの言葉を発したら、
この言葉が、実は英語だったということを知ってしまったんです。
みなさんは知ってました?
筆者はこの歳になるまで全然知りませんでした。
ドンマイが「Don’t mind.」だったなんて...
■それ以来、
誰かがミスをしたら
「Don’t mind.」
ってちゃんと(した発音で)言ってます。
実はドンマイは英語でもない
でも、
「Don’t mind.」って声を掛けるのは、
日本人に対してだけ。
なぜかって?
それは、「ドンマイ」は、
いわゆる和製英語だからです。
英語で言うならば、正しくは、
「Niver mind.」です。
ドンマイの語源
■「ドンマイ」の語源は、「Don’t mind.」。
でもこれは「I don’t mind.」の略だから、
本来は、「私は気にしない」という意味。
「私は気にしないから、どうぞ」
みたいな使い方。
相手に掛ける言葉としたら、英語では、
「Never mind.」になるということです。
だから、
「ドンマイって、日本語?英語?!」と聞かれたら、
答えは、どっちでもない。
ということになりますね。
「ナイスキャッチ」も間違った言い方
《 追記 》
■野球で難しい玉をとった時って、
「ナイスキャッチ!」
っていいますよね。
でも、
本当は言わないですよ、
英語では。
「Great catch!」 (グレートキャッチ!)
「Good catch!」 (グッドキャッチ!)
と普通は表現するのです。