英語が聞き取れないで悔しい人に試して欲しい学習法のまとめ

2020年2月15日

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英語学習をしている人なら、英語が聞き取れなくて悔しい想いを誰もがしたことがあるかと思います。

外国のテレビドラマや洋画、ニュースを頑張って観てみても、さっぱり聞き取れない。

英会話で、相手はゆっくり話してくれているようだけど、自分からすると早口過ぎて全然聞き取れない。電話なんかだったりしたら、なおさら聞き取りづらくて、当然聞き取れない。

仕事の会議を英語でやられた日には、英語がわからなくて、まるっきりついていけない。読める程度の英語なのに、はなされると、さっぱり聞き取れない。

英語に触れていると、こんなようなことの連発だと思います。

そして、英語で言われていることが全然聞き取れなくて、チンプンカンプン状態に陥ったときには、マジで頭が真っ白になりますよね。

いったいどうしたら聞き取れるようになるの?

その糸口さえわからない。

絶望的な気持ちになります。

英語が聞き取れなくて悔しい想いをしているあなたは、まず目標設定を定めてください。そのうえで、あなたがなぜ英語が聞き取れないのかの原因分析をしっかりとして、今後の英語学習を進めていくことが重要です。

このページでわかること

・あなたにとっての英語聞き取りの目標設定
・あなたが英語が聞き取れない原因の分析
・今後あなたが実践すべき学習方法

リスニングの目標設定

英語が聞き取れるようになるにも、レベルがありますよね。

あなたの英語リスニング目標は次のような感じですか?

  • 洋画を字幕なしで理解したい
  • ネイティブ同士の会話についていきたい
  • ニュース報道をほぼ100%理解したい

もしこれらを目標レベルにしたいとしたら、現実は、TOEIC900点以上の人でもほぼ無理だと思います。超が付くほどの高レベル設定ですね。

英会話初級者、もしくは中級者くらいまでの人でしたら、まずは次ぐらいの目標設定にすることをおすすめします。

  • ネイティブと1対1で会話したら、相手の言っていることがなんとか分かる
  • 海外旅行先で、お店の人やホテルの受付の人の英語がだいたい聞き取れる
  • 簡単な英語音声のニュースの内容が半分程度なら概要が理解できる

この聞き取りレベルに達するだけでも、英語でかなりのことが出来るようになります。

海外旅行で現地の人とのやりとりが、ほぼひとりで出来るようになります。旅行先で知り合った人と多少の会話も楽しむことも出来ます。

海外に長期滞在して、スーパーで買い物したり、近所の人とお喋りしたり、ニュースを見てある程度理解することさえ出来ます。

まずは、この程度のレベルを目標として設定しましょう。

けっして最初から、洋画字幕なしとか、ネイティブ同士の会話についていける英語レベルなどを目標設定にしないこと。必ず挫折します。このレベルは、英語学習者の最終目標の到達地点です。

さて、目標設定を定めたところで、あなたがなぜ、簡単な英語も聞き取れないのかを分析しなければなりませんね。

英語が聞き取れない原因を次の章で挙げていきます。

なお、英語が聞けるようになるための解決策については、本ページ最後で整理してお伝えします。

聞き取れない原因を分析

あなたが、どうして英語が聞き取れないのか。その原因を分析すると、まずは大きく分けて次の2つになります。

  1. 英語の音が聞き取れてない
  2. 英語の意味が理解できていない

英語初心者が「英語が聞き取れない」と思った場合に、英語の音自体が聞き取れていない場合と、英語の意味がわからなくて、英語が聞き取れないと感じてる場合の2パターンに分けられます(もしくはその両方)。

まず、短い英語でも、何を言われたかまったくわからないケースです。

ネイティブに英語で言われたことを、オウム返しのように、自分で同じような発音で言い返そうとしても、再現出来ない場合がこれにあたります。

このような場合は、英語の音自体が聞き取れていない状態です。音認識が出来ていない、という風にも言えます。

次は、音は聞き取れたとしても、その英語の意味が不明なケースです。

例えば、「persimmon(パーシムン)」という英語を耳にしたとします。

「パーシムン」という音を相手が発音したことは分かったとしても、「で、意味は何??」という状態です。要は、英語が聞き取れても、その英単語の意味がわからないケースです。

この場合も、英語が聞き取れないと感じられます。

「persimmon(パーシムン)」の日本語の意味は、果物の「柿」です。

最初から意味を知っていれば、「パーシムン」と聞き取れた時点で「柿」だと分かり、英語が聞き取れた(理解できた)と感じることができます。

さて、これら2つの原因に続いて、さらに次の3,4の問題が発生します。

それは、

  1. スピードについていけていない
  2. 細部が聞き取れていない

これらの原因のために、英語が聞き取れない状態になってしまっている場合があるのです。

英単語の意味は理解していて、なおかつ発音も知っている。だけど、早口過ぎて、何を言っているかサッパリ分からない、という状態。ゆっくりと話してくれれば、分かるのに、というパターンです。

それと、英語の細部の聞き取りです。英語は強弱をつけながら話す言語です。

その強弱の「弱」の部分の音がまったく聞き取れなかったり、冠詞の「a」「an」「the」が聞けなかったり、複数形の「-s」が耳に入ってこなかったり。あるいは、前置詞「of」「in」「to」などが聞こえない場合もあります。

このように、細部の英語が何を言っているかが聞き取れないために、英語の解釈を間違えることもあります。

ただし、このレベルは英語中上級者以上の人が対象となってくるので、現状が英会話初中級程度でしたら、あまり深刻に考えなくても大丈夫です。

以上が、英語が聞き取れない具体的な原因となります。

原因が分かったら、次は対策ですよね。どうやって英語学習したら、これらの原因を克服出来るかが、あなたの知りたいことのはず。

対策のための学習方法は、英語が聞き取れない各理由によって違っていきますので、ひとつひとつ説明していきますね。

対策学習方法

英語の音が聞き取れるようになるための学習法

英語の音が聞き取れない原因をさらに細分化すると、次の3つの分けられます。

  1. 発音
  2. 音声変化
  3. 英語のリズム

1.発音は、英語の正しい発音を知ること。

2.音声変化ですが、英語は、ナチュラルに話した場合、各単語間の音が変化する性質を持っています。連結・同化・弱形・脱落・短縮・変形です。

これらの音声変化によって、単語ひとつひとつの発音を理解していたとしても、それらの単語が繋がった文章となった際に、違う音に聞こえてしまいます。

3.英語のリズムは、英語は日本語と比べると抑揚があって、強弱の波がある言語です。この英語独特のリズム感を身に着けていないと、英語をリズムに乗って聞き取ることが難しくなります。

この3つに対する具体的なおすすめ対策学習方法は、次のようになります。

発音

→音声付き英単語学習
→ディクテーション

音声付きの英単語学習のための教材は、参考書もありますし、通信講座やアプリなどもあります。おすすめは、まずは英語の発音が体系的に学べる教材です。

英語発音の体系的学習と、各英単語の発音を学んだら、次は文章として聞き取りをする練習を繰り返すと、実践での聞き取り能力が格段にアップします。その効果的な練習方法が、ディクテーションです。

音声変化

→音声変化を説明した学習教材
→ディクテーション
→シャドーイング

英語の音声変化には、一定のルールがあります。まずはどのような音声変化ルールがあるかを学習教材で学んで下さい。

ただし、ここに必要以上に時間を掛けなくていいです。理論だけ学んでも、なかなか音声変化をマスターすることが出来ません。実践練習がより大切です。

ディクテーションで実際の音声変化を聞き取る練習をし、シャドーイングで実際にネイティブに真似て音声変化の英語を発音してみる。この練習による相乗効果が、音声変化のマスターには効果的です。

英語のリズム

→ディクテーション
→シャドーイング

英語のリズムは、あなた自身で実際に体感するのが一番良い方法です。あなたの耳を使っって(ディクテーション)、口を使って(シャドーイング)、してネイティブの英語のリズムを感じ取って下さい。

英語の意味を理解するための学習法

英語の音が聞き取れても、英語の意味が理解出来ない場合の原因をさらに突き詰めると、多くの場合、次の2つが弱点としてあります。

  1. 英単語
  2. 英文法

そもそも英単語の意味を知らない。語彙力(ボキャブラリー)の問題ですね。

英語ネイティブスピーカーは、約2万から3万5千語の語彙力があると言われています。

でも、日本生まれの私達が、ネイティブ並みの語彙力を持つのは、ほぼ不可能。今から一生涯かかっても、覚えきれません。

「英語が話せる!」を実感するためには、まずは日常英会話で使用する基本英単語に絞って学習するようにして下さい。

言いたいことがだいたい言えるレベルというのが、語彙力3,000語くらいです。

私達が高校教育までに習った英語の語彙数は、約3,500語とのことなので、高校レベルの英単語がマスター出来ればOKです。

あとは英語を英文の語順のまま理解出来るためには、英文法の知識も必要となります。文法も高校レベルまで学んでおけば、大抵の日常英会話は理解出ます。

英単語の意味

→英単語学習

高校レベル英単語(3,000~3,500語)が学べる教材で学習して下さい。前に挙げた、発音音声が付いた教材でまとめて学習すると効率的です。それと、英単語は単語単体ではなく、英文の中で覚えたほうが、定着率が良いですよ。

英文法

→英文法学習
→易しいリスニング

まずは、高校レベルの英文法の復習。けっして難しい文法書は買わないでくださいね。基本的な英文法知識でも、それを使いこなせるようになれば、かなりの広範囲の英語表現が可能になります。

それと、高校英語レベルの教材で、リスニング練習を繰り返してください。

リスニングの教材を選ぶ際、英和辞書がないとまったく理解できないような難しい内容は厳禁です。文章として読んだ場合に理解できるレベルの英語の音声を聞くようにして下さい。

英語のスピードについていくための学習法

英語のスピードについていけない原因は、

  1. スピードに耳がついていけてない
  2. スピードに脳がついていけてない

この2つに大別できるとお話しました。

まず、英語のスピードが、あなたにとって早すぎると、まったく言語として認識できなくなってしまいます。ある程度の早いスピードの英語でも、まずは言語として認識出来るようにならないといけません。

それと、英語のスピードがあなたにとって早すぎた場合、聞き取った英語の脳での処理能力が追いつかないということも発生します。脳みその処理スピードの限界です。これも対策していかないといけません。

スピードに耳がついていけてない

→ディクテーション

英語を冷静に聞き取る能力を養うには、聞き取った英語を書き留めていくディクテーション学習がおすすめです。ディクテーションをやると、なんとなく聞き流してしまう癖を防止できて、英語をしっかりと聞き取ろうとする集中力も養われます。

スピードに脳がついていけてない

→リーディング(簡単な英文のもの)

まずは、(中高レベル)のやさしい英語本を読む学習法をおすめします。

耳に入ってくる英語を、聞いた語順で理解するためには、目に入った文章の語順で英語を理解するリーディング学習が、実は効果があります。

易しいレベルの英語を、文書の前や後を行ったり来たりして読み返すのではなく、英語が書かれたままに、語順のまま読み進める方法を取って下さい。逆にこれができないと、リスニングで英語の語順で理解するのも難しいかもしれません。必ずやりましょう。

英語の細部が聞き取れるようになるための学習法

このレベルは、英語中上級者以上の人が対象になるので、初級・初中級者の人は、知識程度で知っておいてもらえれば大丈夫です。

英語という言語は、強く発音する部分と、弱く発音する部分があります。この「弱く発音する部分」を聞き取るには、より精度の高いリスニング力が要求されます。

また、実際には、「弱く発音する部分」は、「発音されていない」ということも多々あります。「発音されていない音の聞き取る?!」。それこそ、無理難題ですよね。

でも、その箇所で何が発音されているべきかを、音がなくても理解しておかなければなりません。そのために必要なのが「推測能力」。まさに英語中上級者以上のスキルです。

細部が聞き取れていない

→精聴
→ディクテーション
→英文法・イディオム・慣用句

まずは、英語の「精聴」です。短時間でもかまわないので、英語の流し聞きではなくて、100%集中して英語を聞く、精聴の時間を必ず設けて下さい。

集中力を要するので、かなりしんどいのですが、英語の細部を聞き取る能力を伸ばすためには、避けて通れません。

正しく精聴出来ているかの確認作業をしながら学習できる方法が、ディクテーションになります。

ディクテーション自体は、英語の精聴作業になるわけですが、ペンや紙が必要になるので、ただの精聴よりも場所と時を選んで行う必要が生じます(最後にご紹介する方法なら、スマホで出来るので、ペンも紙も不要です)

最後に、さきほど、発音されていない音の聞き取るための「推測能力」が必要、というお話をしました。

この推測能力のために必要とされるのが、英文法やイディオム、慣用句などの知識です。

「この動詞の次には、この前置詞が来る」「慣用句として、この英語順で話すのがお決まりパターン」みたいなことを知っていると、実際には聞こえない音であっても、そこにくる単語が何であるか推測出来ます。

そのために、英文法、イディオム、慣用句の学習が必須となるわけです。

まとめ(具体的な教材)

英語が聞き取れなくて悔しい想いをしているあなたに、何が必要かをお伝えしてきました。

ひとくちに英語が聞き取れないと言っても、様々な原因が複合して、英語が聞き取れない状態になっていることが、ほとんどです。

そのひとつひとつの原因の糸を解いてあげるように、学習をしていく必要があるわけです。必要となる英語学習法を幾つかお伝えしましたが、整理すると以下になります。

英単語(音声付) おすすめ参考書・教材

速読英単語入門編/必修編(通称:速単)
システム英単語Basic(通称:シス単)
キクタン Entry2000/Basic4000
キクタン英単語(通信講座)

備考:DUO3.0は、基本英単語マスター済みの人向けなので、外してあります

イディオム・慣用句 おすすめ参考書・教材

でる順ターゲット中学英熟語380(中学レベル)
速読英熟語(高校レベル)
キクジュク 中学英熟語/Basic

英文法 おすすめ教材

マーフィーのケンブリッジ英文法 初級編/中級編

音声変化を説明したおすすめ教材

英語 はじめてのリスニングレッスン♪ CD BOOK
プライムイングリッシュ

易しいリスニングおすすめ教材

スタディサプリENGLISH新日常英会話コース

精聴用おすすめ教材

スタディサプリENGLISH新日常英会話コース

ディクテーションおすすめ教材

スタディサプリENGLISH新日常英会話コース

シャドーイングおすすめ教材

スタディサプリENGLISH新日常英会話コース

リーディング(簡単な英文のもの)おすすめ教材

Oxford OWL(無料サイト)
POLYGLOTS(無料アプリ/課金あり)