2種類の「フォーク」の意味とスペルと発音
今日のテーマ
「Fork」と「Folk」、日本人はどちらも「フォーク」と言ってしまいますが、英語で使う際は、それぞれの違いをしっかりと区別しておこう
食事の際に使う際の、ナイフと「フォーク」。
ゆずやコブクロなんかが継承している、音楽の種類の一種であるフォークソングとして使われる「フォーク」。
どちらもカタカナで書くと、同じ「フォーク」になりますよね。
それぞれの「フォーク」のスペル
それじゃあ英語でのスペルは?
違います!
食卓で使うフォークは、
fork
音楽のフォークは、
folk
です!
「Fork」と「Folk」 の意味の違い
■意味だって当然違います。
「fork」は、
食事に使うフォークの意味ですが、
「folk」の方の意味は、
「人々」のことだったり、「民間の」「民俗の」「民謡調の」、といったようなことをいいます。
まあ、音楽のフォーク(folk)は、元来、英語では「民謡」を指したりするのですが、その後、もっと広い意味でも使われるようになってきています。
■いずれにしても、この「fork」と「folk」とは、全く別物の英単語なのです。
(それだけは知っておいて下さい!)
便利メモ
食卓で使うCutlery(食卓用金物/カトラリー)の各アイテムの英単語をスペルをチェックしておこう。
フォーク Fork
ナイフ Knives
テーブルスプーン Tablespoon
ティースプーン Teaspoon
デザートプーン Dessert spoon
「Fork」と「Folk」 の発音の違い
だから発音も違います。
筆者の場合は、アメリカ英語ではなく、イギリス系英語になりますが、
「fork」の発音は、
カタカナで表記したものに近い、「フォーク」というような感じ。
発音記号:fˈɔːk(イギリス英語)
一方、「folk」は、
「フォゥク」というようにちっちゃい「ゥ」の音が、「ク」の前に入る感じです。
発音記号:fˈəʊk(イギリス英語)
カタカナ英語は、本来違う英単語を同じように扱ってしまうところに怖さがあるのですが、今回もそのひとつの例といっていいでしょう。
■次のサイトで発音のチェックが出来ます。
「fork」と「folk」の単語を入力して、発音の違いを確認してみて下さい。
http://www.howjsay.com/
単語を入力して「submit」ボタンを押すと、入力した単語の音声が流れます。
「Fork」と「Folk」 の発音。
ね、違うのがわかるでしょ?