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「Now that~」の意味、使い方【例文全14個付き(日常英会話/ビジネス英語)】

Now that
目次

「Now that~」という英語イディオムはどういう意味?

「Now that~」は、単純な英単語の組み合わせだから、誰でも知ってそうな言い回しですよね。でも、実際には正確に意味を知っていないケースもあるので、ここできちんと理解しておきましょうね。簡単に言えば「Now that~」の意味は、「今はもう~なので」「今や~だから」と覚えてえておくといいですよ。

では、もう少し詳しく説明していきましょうね。

「Now that」は英語の文法的には接続詞になります。要は、文の中で二つの事柄の関係を示す役割を果たします。具体的には、「~ので」「~なので」「~したので」「~だから」といった意味合いで使われます。「Now that」は、ある状況が成立した結果として、別の状況が起こることを表現する際に用いられます。

使用方法は、以下のようになります。

Now that + 前提となる状況 (節)、結果として起こる状況 (節)

Now that the meeting is over, let’s go grab some lunch.
(会議が終わったので、ランチを食べに行きましょう。)

このように、「Now that」で始まる節には、まず前提となる状況が述べられます(Now that the meeting is over 「会議が終わったので、」)。

その後、「Now that」に続く節には、その前提に基づいて生じる結果が述べられます(let’s go grab some lunch 「ランチを食べに行きましょう」)。

「Now that」の使用に際しての注意点

  1. 「Now that」は接続詞なので、「Now that」の後には通常、主語と動詞が必要です。
  2. 「Now that」で表現する前提と結果の関係は、因果関係や時の経過を示すことが一般的です。つまり、「Now that」は、ある状況が成立したために、別の状況が起こることを表現するのに適しています。
  3. 「Now that」は、thatを省略して「Now」だけで使うことも出来ます。ただし、「Now」だけだとカジュアルな使い方になるので、フォーマルな文章では避けた方がいいと思います。

「live up to」の例文

「Now that」の使用例をまず3つ挙げます。

Now that you know the basics, we can move on to more advanced topics.

この例文では、「まずは基本を知ったので、より高度なトピックに進むことができます」という意味になります。「Now that」は、基本を知ることが前提条件であることを示し、その結果として、より高度なトピックに進むことができるという状況が生じています。

さらなる使用例をいくつか挙げます。

Now that it’s raining, we will have to postpone our picnic.
(雨が降っているので、ピクニックを延期しなければなりません。)

Now that she has graduated, she can start looking for a job.
(彼女が卒業したので、仕事を探し始めることができます。)

これらの例文からもわかるように、「Now that」は、ある状況が成立した結果として、別の状況が起こることを表現する際に用いられます。それぞれの例文では、「Now that」によって、前提となる状況(雨が降ること、卒業すること)と、それに基づいて生じる結果(ピクニックの延期、仕事探しの開始)が明確に示されていますよね。

では、より理解を深めるために、もっと例文をみてみましょう。日常英会話で使用する「Now that」と、ビジネス英語で使用する「Now that」の例文です。

「Now that」日常英会話での例文

Now that the kids are asleep, we can watch a movie in peace.
(子どもたちが寝たので、安心して映画を見ることができます。)

Now that I have a car, I don’t have to rely on public transportation.
(もぅ今は車を持っているので、公共交通機関に頼る必要がありません。)

Now that we’re finished shopping, let’s have a coffee break.
(買い物が終わったので、コーヒーブレイクしましょう。)

Now that the weather is getting warmer, we should plan a picnic this weekend.
(天気が暖かくなってきたので、今週末にピクニックを計画しましょう。)

Now that you’ve passed your driving test, let’s go for a drive together.
(運転免許試験に合格したので、一緒にドライブに行きましょう。)

「Now that」ビジネス英語での例文

Now that we’re all here, let’s start the meeting.
(全員揃ったので、会議を始めましょう。)

Now that the negotiations are over, we can finalize the contract.
(交渉が終わったので、契約書の最終調整を行うことができます。)

Now that we have the sales data, we can analyze the trends and adjust our strategy.
(売上データが手元にあるので、トレンドを分析し、戦略を調整できます。)

Now that our team has expanded, we should consider finding a larger office space.
(チームが拡大したので、もっと広いオフィススペースを検討すべきです。)

Now that the market has shifted, we need to adjust our marketing strategy to stay competitive.
(市場が変化したので、競争力を維持するためにマーケティング戦略を調整する必要があります。)

まとめ

まとめると、「Now that」は、「今はもう~なので」「今や~だから」といった意味として使えます。ある状況が成立した結果として、別の状況が生じることを示す際に使用する、ということです。「Now that」は接続詞なので、文法的に正しい使い方をするためには、「Now that」に続く節には主語と動詞が必要なこともお忘れずに。また、「Now that」は日常会話や書き言葉では「Now」とだけに略されるケースもありますよ。

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