英単語・熟語術シリーズ
39. 「ピアス」
クリスマスというのは当然、
イエス・キリストの生誕としてのお祝いの日ではあります。
しかし、現代では宗教を問わずひとつのイベントとして
定着している感がありますよね。
■ところで、
あなたはもうクリスマス・プレゼントの用意は済みましたか?
それとも「何にしようかなあ」」と検討中?
筆者も、
「妻は何が喜ぶかなあ」
などとと思案しているところです。
■まあ、ちょっとありきたりかもしれませんが
女性はアクセサリーはもらっても困りはしませんよね。
「あんまり奇抜なの」や、
「この人からはちょっと・・・」
とでもいうことがなければですが。
筆者の妻もピアスをするので
ピアスにしようかなあ、なんて考えています。
■ここで、
" I have a mind to give pierces to my wife for Christmas. "
なーんて言うと、
残念ながら「間違ーい!」なんですね?
どこが?
今の文章で
「pierces (ピアス)」って使いましたよね?
そこが間違いなんです!
■日本では、
普通のイヤリングは「イヤリング」
穴に通すのは「ピアス」
って言いますよね。
■でも、実はこのように
名詞として「ピアス」を使うのは
間違った【和製英語】なんです。
「ピアス(pierce)」という英単語はありますが、
あくまでもこれは動詞です。
「 pierce 」は、
「〜に穴を開ける」「突き刺す」「貫通する」
といった意味の動詞なのです。
したがって、
名詞として「ピアス(pierce)」が
使われることはありません。
■筆者も最初に海外に住み始めた頃は
ピアスを見て、
日本風に「ピアス」と言ったら、
妻に「ピアス(pierces)じゃないわよ、イアリング(earrings)よ!」
と言われて、
「それじゃあ(日本でいう)イアリングと同じじゃんかーっ!」
って思わすつっこみたくなってしまった、
という想い出が。
■英語圏ではイアリングもピアスも
両方とも「イアリング(earrings)」なんですね。
あえていうなら
日本でいうイアリングは「 clip-on earrings 」。
普通に「イアリング(earrings)」と言ったら、
ほとんどの人は(日本の)ピアスを想像する
といっていいとおもいます。
ピアスの方がずっとポピュラーだからでしょうか。
また、あえてピアスを「イアリング(earring)」
という以外の言い方で表現するとしたら、
「 pierced earrings 」。
でも一般的には
わざわざ「pierced」なんてつけません。
だって「earring」って言ったら当然ピアスのことですから。
