朝の挨拶は英語で 「グッドモーニング」 じゃないの!?

2020年1月8日

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英語で朝の挨拶は グッドモーニングと言わない

今日のテーマ
英語での朝の挨拶はグッドモーニングというのが当たり前と思っていませんでしたか?実際に外国で、グッドモーニングと耳にすることは少ないです。では、みんなどういう挨拶をするのかを知っておこう

朝の挨拶は英語でグッドモーニングだと学校では習った


英語で朝の挨拶といったら?
     
 
そう、中学生でも知っている
 
 
“Good morning."
 
 
ですよね。


学校でも当たり前だけど、そう習ってきたし。
 
 
(ちなみにこの言い方も実はちょっと違うのですが、その話は後ほど)
   
   
■しかし!
   
筆者の毎日の中では実はあんまり、
 
 
“Good morning."
 
 
というフレーズを聞くことはありません。
   
 

日本で習う英会話ではメチャメチャ基本中の基本として、出てくるんですけどね。
 

   
■なぜあまり使われないのか?
 
 
それは、このフレーズはちょっと丁寧な言い方だからなんですね。
 
 
だからよく知った者同志や、友達同士ではあんまり使わないんです。
   
 

実際のネイティブの朝の挨拶


■じゃあ、何ていうか?


“Hi!"
   
が一般的。

 
   
逆に仲がいい友達同士で、朝からいきなり
   
“Good morning."
   
なんて言ったらちょっと気持ち悪い!?
   
 
■それと職場だったら

   
 “Hello."

   
とか。
       

 
■どういうことかというと、
   
 
 “Hi!"
  
  ↓


“Hello."
 
  ↓
  
“Good morning."
  
  
この順番で丁寧な感じになっていくんです。

 

 
 
だから友達同士だったら "Hi!" だし、職場だったら "Hello."、義理の両親にだったら "Good morning." が適当かな。
   
 
でも厳密な境界線があるわけじゃないですからね。
 
ケース・バイ・ケース。
 
その国や地域、それこそ属しているコミュニティによっても、微妙な使い分けのニュアンスは違うでしょう。
   

グッドモーニングと言った際に忘れてはならないもの


■さて、ちょっと丁寧に
 
 
“Good morning."
 
 
と言うのはもちろんありです。
 
でも、何か違和感がある。
   

 
■「それは何故か?」
 
  ↓
 
  ↓
 
  ↓
 
それは、 
 
“Good morning."

とだけ言っているからなんです。


何かが足りないんです。

それは何かというと、挨拶の後に、名前を付けてないから。
   
 
“Good morning, Naomi."
 
とか、
 
“Good morning, Bob."
 
 
というように。
 
 
そうじゃないと、何だか挨拶として完了していない感じ。


さらには、男性には、

「Good morning, sir.」

なんて言い方をすることもあります。

かなり丁寧な印象になります。

(筆者の義理の父親は、なぜか自分にこう言ってくれます)


 
 
このように挨拶は、相手の名前を付けて言うわけですが、それでもまだ挨拶としては 未完成だと思ってください。
   
 
“Good morning, Naomi. How are you?
 
 
このように、「軽いひと言」を付け加えてはじめて、 挨拶っぽくなります。
   
 
■でも、挨拶する人が多いと、名前がとっさに思い出せなくて、ちょっと困ったりするんですが...
   
 
 
■ちなみに、 "Hi!" や "Hello." の後にも、名前を付けることが当然多いです。
 
(まあ、名前を付けずに言いっぱなしのことも、たまにはありますが・・)

グッドモーニングの略について

Good morning.という挨拶。

カジュアルには、略して、

「Morning.」

とだけ言ったりします。


でも、実は Good morning自体が、略した言い方なんですよね。

なので、Morning.という言い方は、略のそのまた略になるわけです。


では、元々は何と言うか。

「I wish you a good morning.」

または、

「You may have a good morning.」

と言うんです。


「あなたにとって良い朝となりますように」

というような意味です。