時間の答え方 ~英国と米国の違い~

2020年1月8日

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英語での時間の答え方の異なるパターンをご紹介

今日のテーマ
時間の答え方は、人(出身国)によって異なってくる場合があります。どのような答え方のパターンがあるをあらかじめ知っておこう

一般的な英語での時間の答え方


まず、前回「今~何時ですよ」のおさらいから。
 
 
■時間を聞かれたときの答え方として、
   
 
例えば5時ちょうどだったら、
 
 
“It’s five o’clock."
  
“It’s five."
  
“It’s five o’clock sharp."
 
“It’s exactly five o’clock."
  
“It’s five o’clock on the dot."

     
■5時10分だったら
  
“It’s five ten."
  
  
■3時15分は、

“It’s three fifteen."
 
 
■7時30分は、

“It’s seven thirty."
 
 
■そして、8時45分だったら、

“It’s eight forty-five."
 
 
と言えるとお話しました。

 
そしてその頁の最後で、 
 
しかし、「実はちょっと違うパターンで返答してくる人達もいるのです。」とお伝えしました。
 
 
 
今回は、『この「違うパターン」ってどんなの?』についてお話していきますね。
     

時間の答え方をこのように言う人達もいる

 
 
■もしあなたがアメリカに行った際に時間を聞いたら、すでにお話したような時間の答え方をされることが多いでしょう。
 
(正確に言えばアメリカにいるアメリカ育ちの人達)
 
 
 
しかし、イギリス圏の人達は違い表現をします。
 
   
「えっ、それでどんな風に言うの?」
     
 
■それは、こんな風に言うのです。
   
 
▽会話例

あなた "Do you have the time?"
 
「今何時ですか?」
     
 
相手  "It’s ten past five."
 
 「5時10分だよ」

 
 
 「5時10分」

=「5時10分過ぎ」

=「 ten past five 」


と表現するんです。
 

 
※「分 past 時」という形になります。
    
上記の例だったら、「10分過ぎてる5時を」って感じです。
 
 

そうなると、
 
例えば、8時12分だったら?
 
  ↓
  ↓
  ↓
  ↓
 
はい、「 twelve past eight 」
 
「8時12分過ぎ」になります。

■そして、

8時30分はどうでしょう?

「half past eight」と言います。

8時時から、丁度半分過ぎたわけです。


■さて、まあまだここまではよしとしましょう。

問題は、8時半を過ぎてからです。
 
 
例えば「8時40分」だったら?
 
 
 
「 forty past eight 」???
 
 
これであっているの???
   
 
 
残念ながらこれは間違いです。
 
   
答えは、
 
「 twenty to nine 」
 
になります。
 
 
日本語に訳せば、
 
「9時まであと20分(=8時40分)」
 
ということになります。
   
 
■法則としては、

「**時30分(半)」を堺にして

「半より前」だったら
 
「**時何分過ぎ」と表現し、

「半」を過ぎたら、

「**時まであと何分」と言い表します。
 

なんだかちょっと面倒ですね。

でもしょうがありません。
 
(だって彼らはそう答えるんですもん..)
   
 
■世界にはイギリス系の英語を話す人もたくさんいます。
 
だからこの時間表現の仕方は、知っておくべきなんです。
 
 
それに「時間」に関する英会話って、頻度がとっても高いもんです。
 
英会話に限らず、日本語での会話でもそうですよね。
 
 
だからあなたには、この「時間」に関する英会話はある程度、きっちり出来るようになって欲しいなって思っています。
 
 
けっして難しいものではありませんから、
 
たとえあなたが英語初心者であったとしても、心配はいりません。
 
 
海外に行くチャンスがあったら、どんどんトライしてみてくださいね。