英会話術シリーズ
3. 「せっかくアプローチをことわるなんて!?
〜Yes/Noの使い方〜」
日本語と英語とでは返事をする際のYesとNoの使い方が違います。
知っている人もいるでしょうし、
「それってどういうこと?」という人もいるかもしれません。
今回は英語での返事の仕方についてお話します。
今回はちょっと妄想まじり(?)のストーリー。
たとえば、こんなシチュエーション。
外国に留学中のA君。
1ヵ月が過ぎてちょっとは外国の生活にも慣れてきました。
クラスメートの友達とも仲良くなり楽しくなってきた頃です。
ある日、仲の良いクラスメートにパーティーに誘われました。
ネイティブも集まるにぎやかなパーティーです。
そこでラッキーなことに、
金髪のかわいい女の子と話をするチャンスが!
しかも彼女、日本のことに興味津々。
慣れない英語だけど、一生懸命にいろいろと教えてあげました。
そしたら彼女が、
「Do you mind if you teach me more about Japan this weekend?」
って聞いてきたんです。
マジでっ、ラッキー。
よろこんで言った返事はもちろん
「Yes!」
■って、
そしたら彼女、なぜかけげんな顔をして
「OK, that's fine. Bye.」
といって去っていってしまったんです。
えー、なんでー。
あんなに興味深々だったのにいきなりバーイって..
どういうこと??
するどい人ならもうおわかりですよね。
この会話を日本語に訳せば、
「今度の週末にもっと日本のこと私に教えてくれる?」
「やだよ!」
といったのと同じです。
■ Do you mind 〜?
は「〜するのを気にしますか?」という意味。
これを「Yes」と答えれば「気にします」という意味です。
今回の会話のケースでは、
「やだよ!」「えっ、そりゃ面倒だな」「それはちょっと..」
とリアクションしたのと同じなのです。
それでは「うん、よろこんで話しするよ」と言いたかったら
何ていうのか?
「No, I don’t mind at all.」
とうれしそうに返事すればバッチリです。
もっと日本の話をすることを「全然気にしないよ(否定形)」
ということで、返事は「No」なのです。
間違ってもA君のように絶好のチャンスを逃すことの無い様に。
■今回のようなYes/Noの返事の間違いは
日本人のおかしやすいミスのひとつです。
知ってはいても、
いざ実際の英会話となるとやってしまいやすいこのての間違い。
最初のうちは、返答するときは一呼吸してちょっと考えてから
声にだしたほうがいいかもしれませんね
(せっかくのチャンスを逃さないためにも!)。
《 追記 》
英語での返事の仕方は、
あなたがその聞かれた事柄に対して「正」であれば「Yes」
「逆」であれば「No」ということ。
例えば本文中の質問文が、
「Do you mind if you teach me more about Japan this weekend?」
「今度の週末にもっと日本のこと私にもっと教えるのを気にしますか?」(直訳)
ではなく、
「Don't you mind if you teach me more about Japan this weekend?」
「今度の週末にもっと日本のこと私にもっと教えるのを気にしまんか?」(直訳)
と(否定形の疑問文で)聞かれたとしたら?
この場合でも
あなたの「聞かれた事柄(〜のことを気にするかどうか?)」に対する答えは、
「気にしない(逆)」になるので、「No」になるわけです。
質問のされ方が肯定疑問文でも否定疑問文でも、
あなたの答えはかわらずに「No」というわけです。
